歯の移動に効果的なインプラント矯正

歯科矯正治療は、患者様の症状やご希望によって、様々な治療方法があります。
一般的に、歯科矯正治療というと、歯の表面に装置・ワイヤーを装着し弱い力で時間をかけて歯を移動していくことや、必要があれば歯を抜くこと、などを想像されることでしょう。

今回は、「インプラント矯正」という治療方法についてご説明いたします。

インプラント矯正ってどんな治療?

インプラント矯正と聞いても、どんな治療方法かイメージが付く方は少ないかと思います。
歯科矯正医の世界でも、好んで選択する先生とあまり行わない先生がいたりと、先生によって治療法が異なります。インプラント矯正治療ができる先生が限られているといっても過言ではありません。

インプラント矯正とは、顎の骨にインプラント(ミニスクリュー)を埋め込み、骨に固定されたインプラントを力点に歯を移動していく治療方法です。インプラントを固定源として歯を動かす為、治療期間が短縮することが可能となります。

歯が抜けた時のインプラントと同じもの?

「インプラント」と言えば、虫歯や歯周病によって失ってしまった歯の代わりに、手術で顎の骨の中に人工的な歯根を埋め込み、その上にかぶせ物をする治療方法を思い浮かべることでしょう。
インプラント矯正というと、患者様によっては治療費が高額化することや、手術が必要になるといった印象を受ける方もいらっしゃいます。
歯科矯正治療におけるインプラントとは、小さなスクリューのことです。
インプラント矯正の場合に使用するインプラントは、通常の歯が抜けてしまった際の治療方法であるインプラントとは、まったくの別物ですので、ご安心ください。

実際の治療方法は?

実際の治療方法も、歯が抜けた時のインプラントとは全くの別ものです。
まず、埋入にかかる時間もとても短く、5~10分程で完了します。

もちろん、麻酔の初めにチクッとする感じはありますが、埋入後痛みが続く事もほどんとありません。
お口の中に小さなスクリューを埋入するのですが、直径1.5mm程度のものですので、ほぼ違和感はありません。
お食事も通常通り取ることができますし、生活上の注意点は特段ありません。

インプラント矯正治療が終わったらどうするの?

さて、矯正治療が無事終了したとします。お口の中に埋め込んだ小さなスクリューはもう必要がありません。
歯科矯正治療終了後に、インプラントは除去します。

「治療が終了したので、次回、インプラントも取ってしまいますね!」と、お伝えすると、「顎の骨に埋め込んでいたものを取るなんて!!」とご心配なさる患者様も多くいらっしゃいますが、この際も痛みのご心配はありませんし、埋入していたところに傷が残ることもありません。
治療の経過観察の際に、術後のお痛みなどを伺っても、「全然いたくなかった」、「想像していたよりすぐに取れちゃった」といったお話を聞くことが多いです。

まとめ

歯科矯正治療のご相談を受けた際に、治療方法の説明の段階で「インプラント」という言葉をお話しすると躊躇される患者様が多くいらっしゃいます。
その多くは、歯がなくなったときに埋め込むインプラントをイメージされるためです。

歯科矯正におけるインプラント治療とは、小さなスクリューを顎の骨に埋め込み、力点を作ることで歯の移動をより効果的に行うことができ、治療期間が短縮化するといったメリットのある治療方法です。
ご心配なことがございましたら、ご遠慮なくお尋ねください。安心してご自身にあった治療方法をご選択いただくことが何よりです。

 

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